小屋を作るならウッドデッキ、テラス付き?

小屋を建てるならウッドデッキ、テラス付き? DIYの前に

ログハウスによく付属ているウッドデッキ。

テラスとも言います。

エクステリアとして木製小屋や別荘の価値を高めてくれて、ぜひとも取り入れたいですよね!

使い勝手もよくなるし、外観の見た目も断然カッコよくなります。

キットハウスでもウッドデッキ付き、テラス付きはとても人気でした。

けっこう多い意見が、

「既存の小屋に後付けしたい…」

確かにできますが、ウッドデッキは小屋を作る前に決めておくことを強くお勧めします。

ウッドデッキ、テラス付きは”使える”

「やっぱり、ウッドデッキを付けておいて良かったー。」

小屋の完成後によく聞かれる声です。

ウッドデッキやテラス付きの小屋は、それが無いのと比べてどんな利点があるのでしょうか?

雨天時でも快適な小屋ライフを

屋根付きのウッドテラスがあれば、コーヒーを飲んだりスマホを見たり屋外で過ごせます。

せっかくの別荘ステイや小屋暮らしも、雨天時にはアウトドアで存分に活動ができません。

そんな時でも屋根付きのウッドテラスがあれば、雨が降るときでもコーヒーを飲んだりスマホを見たりして、屋外で過ごせて森林浴できたりします。

森林では雨降りの方が、土や草から漂う「匂い」が強くなるような気がします。

いつも晴れるとは限らず、雨天時も小屋ライフを楽しむ用意をしておきましょう。

日差しから逃れて日陰をつくる

反対に、炎天下で長時間過ごすことはできません。

ウッドデッキがあるだけで、真夏の日差しを遮ることができるのです。

小屋を計画するときには、こんな簡単なことに気付かなかったりします。

小屋を作った後の行動を何度も想像してください。

ちょっとした休憩や準備のために日陰をつくるウッドデッキがあると、イイと思いませんか?

汚れものを置ける

濡れたりしたものは乾燥させるためにテラスがあると便利です。

アウトドアライフには汚れものが付き物です。

洗濯したり濡れたものを乾燥させるために、テラスがあると便利です。

バーベキュー後のグッズなど、汚れて臭いのあるものは室内に持ち込みたくないものです。

薪ストーブを使っている時は、テラス部分に薪や道具を一時保管できますね。

外観のデザイン性が高い

ウッドデッキ付き小屋は、ガーデニング好きの方にとても人気がありました。

テラスがあると小屋の外観イメージが大きく変わります。

ウッドデッキ付き小屋はエクステリアとして評価が高く、ガーデニング好きの方にとても人気がありました。

テラス部分を大きく広げて面積を拡大してガーデニングや植木鉢を置いたり、デッキの装飾部分に蔦やツルをはわせて緑化しているのも見かけます。

イルミネーションの飾りつけにテラス部分を使うのも定番となりました。

豪雪地でも

一晩で50cmも降り積もる豪雪地では、朝起きてドアが開かなくなったりします。

ウッドデッキに屋根があれば吹だまりができるものの、ドアの開閉は問題ないでしょう。

冬はウッドデッキ部分に、除雪道具も置くことができます。

シートを付けたりして、寒冷地の住宅の多い風除室のような使い方をする方もいました。

増築の後付けは難しい

屋根の接続を簡単に考えてはいけない

最初に申しましたが、なぜ小屋を作る前にウッドデッキをどうするか決めておいた方が良いのでしょうか?

ウッドデッキは、既存の建物への増築がなかなか難しいのです。

歩く部分である床デッキテラスの増設は難しくはありません。

しかし、屋根は、後付けの接続不良により雨漏りの可能性があります。

増築や改築の雨仕舞は難しい

建物の増築においても雨仕舞が肝です。

屋根付きウッドデッキ増設時にも、同じことが言えます。

屋根全面をすべて葺き替えるなら屋根下地からやり直せますが、コストを考えるとそうはいきません。

既存の屋根に手を加えないようにして増築を考える必要があります。

片屋根にしたり雨どい利用も

建物の軒先下に片屋根を取り付けて、テラスを増設したアイデアを見たことがあります。

既存の建物の軒先下に片屋根を取り付けて、テラスを増設したアイデアを見たことがあります。

雨水を雨どいで受ける方法も活用できるでしょう。

いろいろな屋根のおさまりがありますが、増築をそれぞれ独立した建物として捉えることがおすすめです。

「水は低い方に流れる」ことを意識して、雨漏りを防ぎましょう。

完成した屋根はいじらない方が良い…

プロの建築屋さんでも屋根を改造するのは、かなり難易度が高いです。

少しのミスでも雨水が入り込み雨漏りにつながります。

結局は、防水がシーリング(コーキング)だのみになってしまいます。

ウッドデッキ増設に限らず、一度完成した屋根をいじるのは私はお勧めしません。

増設するならば、できるだけ屋根を改造せずに計画設計してください。

やっぱり、ウッドデッキ部分に屋根があった方が良い

「屋根なしでもいいか」ということでウッドデッキを付けた方もいます。

雨漏りが怖いので「屋根なしでもいいか…」ということでウッドデッキを付けた方もいます…

しかし、実際に使ってみると、デッキテラス部分に屋根があるのと、ないのでは大違いのようです。

屋根がないと天気の問題が大きく、少しでも雨が降るとバーベキュー終了となります。

テラス部分に屋根があると風を受けにくくなり、「長時間のBBQをするようになった」という方もいます。

気を付けたいデッキの防腐対策

ウッドデッキ自体が濡れたり乾いたりを繰り返すので防腐対策が必要です。

テラスの上は、塵砂や黄砂、花粉などで意外に汚れています。

裸足で歩くと足裏がすぐに真っ黒になり、こまめな掃除が欠かせません。

腐朽に強いハードウッドで作ることを考えたり、防腐剤の塗り直しを一年に一度するなど、こまめに対策しましょう。

やはり、総合的に考えても小屋にウッドデッキを付けるなら屋根付きがおすすめですね。

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