こんなにある。平屋建て小屋暮らしの良い所

平屋建て住宅一軒家の良い所 DIYの前に

小屋作りを考えるときに二階建て三階建てを計画する人は少ないです。

ほとんどが平屋建て(一階建て)です。

住宅の二階建て三階建ては、家族構成が4人以上を想定しています。

狭い土地を有効利用するために一般的になりました。

人口増加に備えた木造住宅の近代技術です。

昔の長屋のような平屋建ては、高度成長期にあまり建てられませんでした。

木造住宅と聞くと二階建てが想像されます。

平屋は珍しいものになっていますが、人口減少時代にはマッチしているのかもしれません。

修繕やメンテナンス性に優れる、平屋建て

住宅一軒家は修繕費やメンテナンス費用を考えておかなければならない。
住宅は必ず修繕費がかかる

建てる時の床面積と総費用をみると、床面積が広い分、平屋建てよりも二階建ての方がお得感があります。

住宅業界では坪単価で商談することが多いです。

平屋建ては二階建てよりも、のべ床面積の坪単価が高くなってしまいます。

そんなことも敬遠された原因の一つです。

新築時のコストだけに注目されがちです。

実は大きく違ってくるのは修繕費やメンテナンス費用です。

低いので外壁修繕の足場組みが安い

平屋建ての場合は一段程度の足場組みでたりるので、足場をかける多額のコストが抑えられます。

どんな建物でも新築から10年経過すると、外壁などの修繕が始まります。

二階建てや三階建てだと、外壁工事には足場組み立てが必要です。

普通の住宅でも足場を組むだけで20万~50万円かかります。

それが平屋建ての場合は一段程度の足場組みで事足ります。

高いところへ足場をかける多額のコストが抑えられます。

低いので転落の安全対策も低コストに抑えることが出来ます。

もし、外壁がペンキ塗りでしたら自分のDIYでできてしまうのです。

平屋建てはペンキ塗りでしたら、外壁補修が自分のDIYで。
平屋建てなら自分のDIYで

屋根修繕、煙突掃除、雨どい掃除にも

薪ストーブや暖炉がある家では、平屋建てだと煙突掃除が安全にできて楽です。

外壁の塗装だけでなく、サッシの取替や清掃、屋根工事についても同じことが言えます。

屋根種類によっては定期的に防水修繕が必要です。

そのたびに足場を設けなければなりません。

一回の足場組み費用を抑えることは、大きなコストダウンにつながります。

雨どいを取り付けている建物は、平屋建てだと頻繁に雨どい掃除が安全にできます。

屋根からの排水トラブルもリスクを避けることができます。

薪ストーブや暖炉がある家では、煙突掃除が安全にできて楽です。

窓の修繕工事が安い

サッシの耐用年数によりますが、住宅新築後25年ほど経過する頃には、窓の修繕工事も必要になることが多いです。

平屋建ては二階建てと比べると壁の面積が少ないです。

窓の数も少なくサッシの取替補修も安く済ませることができます。

修繕の時と同じく二階建てよりも足場をかけるコストを抑えることができます。

その分、施工費を安く抑えることができます。

平屋建てなら、解体費用も…

平屋建て住宅は二階建て三階建てよりも安く早く解体できます。

最終的に建物を解体する時について、平屋建て住宅は二階建て三階建てよりも安く早く解体できます。

建築解体で出る産業廃棄物についても細かく分別しなければなりません。

二階建てなら解体時にも高い足場組みが必要です。

ここでも平屋建ては、作業を楽にしてくれます。

解体で発生する廃棄建材量そのものも少ないので、直接の廃棄処分価格も安くなります。

災害に強く、安全な平屋

激甚化する災害や少子高齢化にも平屋建ての家は適しています。

これから新築する方は、近年の災害や将来予測を念頭に住宅計画を考えなければなりません。

平屋建て一軒家はメリットが多いと思います。

台風や突風への備えも

風圧力は、高い建物ほど風圧力を大きく受ける。

平屋建ては建物全高が低いので、強風によって屋根や外壁材が吹き飛ぶリスクを抑えることができます。

構造計算上でも風圧力は建物の高さがポイントです。

高い建物ほど風圧力を大きく受けます。

同じ条件下なら平屋建ての方がリスクが低いです。

もし、災害で建物が破損して雨漏りが発生したりして急な補修が必要な場合でも、セルフビルドが好きな方なら、平屋建ての軽微な補修は自分でできるでしょう。

地震に強い

耐震性においても高い建物は不利です。

瓦などの重い屋根材は横揺れに弱く建物強度を要求されます。

低くて軽い屋根材を使った建物が耐震性が高いと言えます。

二階建て瓦屋根の古家を、思い切って平屋に減築するのも検討すべきです。

平屋建ては落雪のリスクも低い

二階建ての落雪は衝撃が大きく、その点では平屋の方が安全です。

積雪地では屋根からの落雪があります。

落雪によって氷状の雪が一階の窓やドアを破損することもあります。

二階建ての落雪は衝撃が大きく、その点で平屋の方が安全です。

屋根の雪下ろしについても、転落事故が多いのは二階建て以上です。

はしごをかけたりしなければなりません。

平屋の雪下ろしなら転落事故リスクを低く抑えることができます。

掃除がラクで、階段の転落事故もない

断捨離も時々必要で物の整理ができて、平屋建ては掃除が楽です。

住んでいないのに二階の掃除は大変で、階段も面倒ですよね。

のべ床面積が少ない分、断捨離も時々必要で物の整理ができて、平屋建ては掃除が楽です。

一階天井の上が屋根裏なので、点検や掃除も手軽にできます。

平屋建ては二階への階段がないので、高齢者や子供の階段転落事故がありません。

平屋建ては二階への階段がないので、高齢者や子供の階段転落事故がありません。

平屋建てはおすすめです。

小屋暮らし、田舎暮らしを考えるなら、一度は平屋建ての家を検討してみるべきですよ。

土地が広く確保できる田舎暮らしでは、平屋建て一軒家を検討してみましょう。

家は無理に二階建てを建てる必要は無いのです。

二階建て住宅に住み慣れた方は、室内が狭い平屋は慣れるまで多少不便かもしれません。

それでも、住宅にかかるコストがイニシャル(初期費)でもランニング(維持費)でも、かなり抑えることができるでしょう。

平屋建てのデメリット

二階建てと比較して平屋建てのデメリットを考えてみます。

下記のようなことが挙げられます。

  • 水害時に垂直避難ができない
  • 二階の眺望を楽しめない
  • 床面積が少ないので収納スペースが狭い
  • 宿泊者や来客数が限られる

高さがなくなる事と狭くなることが最大のデメリットでしょう。

新築の間取りや不動産探しには「諦める点」がいくつか必ず必要です。

高さとスペースが諦められれば平屋はメリットだらけです。

DIY好きにおすすめ

新築コストを抑えることが平屋建ての最大の利点です。

さらに必ずかかってくる修繕費をかなり抑えることができます。

平屋建ての家なら、DIY好きの方は多くの場面で自分で補修することができます。

電気工事など資格が必要な工事を除き、ほとんどの修繕はYouTubeなどでノウハウを知ることができます。

資材はネットで販売してますし、大型ホームセンターには品揃えも充実しています。

将来的に一緒に暮らす家族が増える予定の方は、確かに二階建てが必要です。

そうでないなら「木造イコール二階建て」の固定観念を捨てましょう。

土地が広めの小屋暮らし、田舎暮らしを考えるなら、一度は平屋建ての家を検討してみるべきです。

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