小屋を建てる時には、どんな作業があって、難しい作業はどれくらいあるのでしょうか?
小屋作りは何人で作業するのが最適な人数なのか?
行動する前に、作業内容を理解して入念な小屋作り計画をたてましょう。
一人作業は日数が必要

DIYやセルフビルドで小屋作りしようという方は、一人で気楽に作業したいと考えている方が多いです。
一人で作業していると、ケガやアクシデントがおきた時に、救助を求めたりカバーできない恐れがあります。
複数人作業とは作業効率が大きく落ちますので、完成までに日数がかかります。
一人でできる作業とそうでない作業
小屋作りでは、進捗具合により作業内容が多岐にわたります。
地味な基礎の土工から屋根上げのとび作業まで、作業種類がいろいろと異なります。
資材小運搬、塗装などは一人でできる作業ですね。
火災に原因となる、電気配線などの資格許認可が必要な作業もあります。
計画をたてて、助けが必要な作業をはっきりさせることも小屋作りでは大切です。
危険度NO.1の高所と重労働な運搬
店舗を考えている方は、天井を高くして室内を開放的にしたいものです。
しかし、小屋の天井を高くすると、それだけ高所作業が増えて、小屋作りが難しくなります。
高所作業はプロの現場でもケガのリスクが高く、2mを超える高所作業では安全帯取り付けを義務付けるなど、作業を安全にするよう徹底されてます。
重大事故が多い高所作業は一人で作業すべきではありません。
高所は足場が大切

屋根などは脚立だけでは作業できないことも多く、足場の仮設も検討しましょう。
一見、コスト高に思えますが、足場があると思ったよりも作業性が高くて、早く丁寧に屋根周りの作業ができます。
足場設置専門の業者やレンタルもあり、作業日数も加味すると結果的にコストダウンできると思います。
意外に大変な資材運搬
小屋作りで軽視しがちなのが、資材の運搬作業です。
山林内で傾斜がキツく、資材の運搬だけで1日が終わり、小運搬でさらに1日かかったりしたことがあります。
(そういうところは完成すると絶景だったりします…。)
運搬距離も大切ですが、高低差、ぬかるみなど車両等機械力が使えるかも検討しましょう。
山林内の別荘や山小屋の小屋暮らしを考えている方は、注意しないと完成が大幅に遅れたりします。
高齢者は組立できないか?

よく相談されましたが、高齢者の方も小屋作りできます。
建築は重労働という固定観念からか、尻込みされる方も多いのでしょうか?
しかし、小屋作りは道具の進化と共に、少しずつ重労働ではなくなってます。
資材の運搬は大変ですが、インパクトドライバーを使ったり、釘打ちしたり、作業の一つ一つを見ていくと、高齢者にも作業できることがたくさんあります。
最新道具やノウハウを使おう

建築は昔と比べて、のこぎりはハンドソー、金槌はインパクトに取って代わってます。
のこぎりや金槌は、体力も必要で重労働でした。
でも、電動工具のハンドソーやインパクトを使うのは、それほど重労働ではありません。
工法も合板を使う2×4がジワリと増えてきて、在来工法も最新資材の性能が進化していて、作業しやすくなっています。
現場作業を楽にしてくれる資材、道具開発も進んでいて、ホームセンターで現物を見ながら調べることもできます。
コメント