木製小屋は何年使えるか?耐久性

木製小屋は何年使えるか?耐久性 小屋を建てる

耐用年数は何年くらいですか?

そんな質問をよくいただきます。

住宅は長期ローンなどの関係で、フラット35で建物の構造強度や耐久性基準を細かく規定しています。

しかし、タイニーハウスのようにセルフビルドの木製小屋は、何年くらい使えるものでしょうか?

使用やリフォーム頻度による

使用やリフォーム頻度による

漠然としてますが、使用材料の耐久性から10年以上は形状維持可能と考えてます。

これまでの顧客の使用状況を見ても、数年で使えなくなった事例がありません。

それも、ほとんどメンテナンスやリフォームしていない木製小屋でも同様です。

毎週のように小屋を使っていたり、いつも清掃や再塗装をこまめにするとさらに耐久性が伸びると考えられます。

メンテナンス(再塗装)の頻度も、耐久性に大きく影響を与え、1年に一度程度の再塗装をしていて、10年経っても新築と変わらないような小屋も見たことがあります。

建てた条件による

木製小屋は何年使えるか?耐久性

日陰や湿地、山奥などでは腐朽菌の活動が活発です。

雨後に乾きにくい土地や泥炭地にも、腐朽菌や虫が多く生息します。

シロアリにも注意が必要です。

市街地の住宅地ではそれほど注意が必要ありませんが、農地や山林などでは腐朽菌や虫害を受けやすくなります。

そのような場所に小屋を建てたときは、よりリフォームやメンテナンスの頻度をより細かくする必要があります。

点検するのが大切

シロアリは木材が腐朽した箇所から食害することが多いようです。
シロアリがいないか床下や基礎の点検

腐朽が始まっていないか、シロアリがいないか床下や基礎の点検をしたり、風通しや防腐剤をこまめに塗って、それらが居つきにくい環境を作る必要があります。

シロアリは木材が腐朽した箇所から食害することが多いようです。

木部を腐らせないことが、シロアリ対策になります。

軒下部や床廻りなど、普段は見えにくい箇所の点検で、早期発見し対処することが大切です。

水濡れ部分に注意

設置条件によりますが、最初に腐朽が始まるのは、乾燥と湿潤を繰り返す軒先や軒下床付近です。

いつも濡れる部分に注意をしましょう。

腐朽菌の活動には水分が不可欠で、常に供給されるのは木を腐らせるのに好都合です。

屋根や軒下が降雨で濡れやすいのでこまめに点検してください。

軒先から低い平屋でも

雨水のはね返りを抑えるための雨どいは効果があります。
低い平屋であっても、雨どいは効果があります。

雨水のはね返りを抑えるための雨どいは効果があります。

軒からの雨水の跳ね返りで壁の下部が泥で汚れたりすると、建物に悪影響です。

雨水の跳ね返りを抑制するには下記のような方法があります。

  • 基礎を高くする
  • 犬走り(※)に砂利を敷く
  • 雨どいを取り付ける

※犬走りとは建物周囲の幅、数十cm程度をいいます。

軒先から地面まで低い平屋であっても、木製小屋には雨どいを取り付けた方が良いでしょう。

地面に近い部分は防腐

住宅では設計指針で、地盤から1m以下の部分に防腐処理しなければなりません。

薬剤処理に限定してませんので、使用する樹種や資材、見合う工法や部材により防腐性を確保すればよく、必ず薬剤を使用するということではありません。

セランガンバツなどのハードウッドは高価ですが、耐久性や防腐性にとても優れています。

耐久性を考える時に、小屋でも地面に近い部分は「腐りやすい」条件なのでしっかり検討しましょう。

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