DIYやリフォームにも使える電動工具は、電池性能が大幅に向上して多種の工具が発売されています。
様々な工具に使いまわしできる電池は高額なので、購入前にメーカーを決めて検討する必要があります。
この記事では電動工具以外で、小屋作りに用意しておきたい道具をご紹介します。
必ず必要な道具とできれば用意したい道具に分けましたが、すべて購入しても3~4万円くらいでは買えると思いますので、DIYを長く趣味にしたいと考えるなら徐々に揃えても良いのではないでしょうか?
小屋リフォーム用としても必ず用意したい道具
DIYする上で必ず必要となるツールで既にお持ちの道具もあると思います。
古いモノでも壊れていたりしなければ特に問題ないでしょう。
水平器(レベル)

気泡管の水平器は、液体内の気泡の動きで勾配を計測します。
長さは 30cmから様々ありますが、60cm以上が正確性が高く使いやすいでしょう。
見た目で水平に見えても意外に勾配があったりして基礎や床の施工に必需品です。
価格は長さ60cmで約¥4,000くらいでしょうか。
脚立(はしご)

外壁の塗り直しでは、脚立(はしご)が必要です。
軽くて運びやすいアルミ製がおすすめで、二脚以上用意して足場板を使えば本格的な作業足場にもなり便利です。
室内でも使うため低めの小さいタイプもあると重宝します。
かなづち

アスファルトシングル専用の屋根釘を打つ時や、材料の寄せ込みにも使えて建築には必需品です。
セルフビルド初心者にはあまり重くないものがおすすめです。
塗料

木部や木製外壁のリフォーム、メンテンナンスは塗り直しが基本です。
塗料は半透明なステイン系や塗膜形成ペンキ系があり、さらに油性水性があります。
はけ

塗装するときに使うはけは、筋交い刷毛という斜めに曲がったものが疲れにくくておすすめです。
細かいところを塗る刷毛や大面積を塗る刷毛など使い分けるために数種類用意してください。
ペール缶

ペール缶とは塗料を入れる小バケツで、ペットボトルをカットして代用してもOKです。
カッターナイフ

材料梱包を解いたり、結束バンドのカットやアスファルトシングルを切るときなどに万能です。
DIYには大きめで頑丈なタイプがおすすめで、アスファルトシングルを切るときは刃の消耗が激しいので替刃のご用意を。
メジャー(コンベックス)

コンベックスという名を知らない方も多いですが、いわゆるメジャーで計測や材料の確認に必ず必要です。
ロック機能が付いてて、計測バーが硬めで5m以上のものを用意しましょう。
タッカー

内装の防湿シート止めや屋根の防水シートの仮止めなどに使用します。
タッカーはあくまでも仮止めなので、効き目が仕上がりに影響する訳ではありません。
ブルーシート

材料保管用や作業中断時、雨天時、再塗装時など何かと使えます。
風で飛ばされないようロープやストレッチフィルムなどで養生してください。
3.6×5.4mなど大きめが良いでしょう。
あると便利なDIYツール
ホームセンターのDIYコーナーで見かけて、本当に使えるのかなぁと思いつつも現場に持っていくと意外にも使えたツールや、無くても何とかなるけどあったらいいなという道具をご紹介します。
ニーパッド


使える度:★★★
立ちひざ作業が多いDIYではすぐに両膝が痛くなります。
塗装時や屋根上での作業はひざをついて作業する頻度が多くなり、濡れたり汚れたりしにくいのでありがたいアイテムです。
ゴムハンマー

使える度:★★
かなづちと違い打撃面がやわらかく叩いた跡が残らないので、押し込んだり微調整する時にあて木をしないで木材をそのまま叩けます。
腰袋

使える度:★★★
工程変化する作業において道具や各種釘コーススレッドはすぐに手の届くところに欲しいです。
何度も取りに行ったり来たり…、そんなときに腰袋は大変役立ちます。
一日中、長時間使用するので腰が痛くなりますから軽めの物をおすすめします。
墨壷


使える度:★★
アスファルトシングルやコーススレッドの打ち込み位置など、均等間隔の導き線を引く時に使用します。
寒冷地では墨汁が凍結する恐れがあり管理が大変なのでチョーク粉タイプがおすすめです。
バール


使える度:★★★★
壁や屋根などの重量がある主要な材料の組立時にも重宝します。
軽くて頑丈なアルミ製は使い勝手が良く小型のモノがおすすめです。
釘抜き


使える度:★★
アスファルトシングルは接着剤と釘で止めますが、釘打ちの失敗があります。
屋根用釘は特殊釘でとても抜けにくく、その時に釘抜きがあると大変助かります。
¥100ショップで見つけられたらラッキーです。